◼︎そもそも国語の成績を上げることを後回しにしていませんか？
数学や英語の塾に子供を通わせることの方が最優先で、国語の成績アップのために読書を薦めることしか、対策を考えていないのではないでしょうか？
→ いえ、順番が逆です。読書量が増えて国語の成績が上がった後に数学や英語の成績も上がってくるのです。理由は単純で数学や英語の教科書や参考書、問題集の文章は全て日本語で書かれているからです。
◼︎国語の成績を上げるのはテクニックではなく読書量次第！？
→ 読書量も少ないのに、テクニックだけに頼る国語教育は間違っています。読書量が増えていけば自然に国語の成績も上がっていきます。問題なのはその読書量をいかに増やしていけるか、です。それができないから親御さんたちは苦労しているのです。
◼︎読書量さえ増えれば、漫画だろうが活字でさえあれば何を読んでも良い！？
→ いえ、そうではありません。レベルの高い人が書いた、論理的な記述文で書かれた書籍を読んでください。その際のジャンルは問いません。このあたりのことは当教室内で繰り返しお教えいたします。
このレベルの高い人についてですが、一般的には高学歴の人のことを言います。賛否両論ありますが、高学歴の人には備えついた論理的な思考力があります。そうでないと過酷な受験を勝ち抜けなかったからです。そうでなくても、論理的な思考力を備えた著者を選んでください。その際の選定基準として確実かつ分かりやすいのが高学歴ということです。
◼︎レベルの高い人が書いた書物は理解が難しいのか？
→ よく言われることですが、偏差値の高い著者が書いた書物は理解するには難解すぎて敷居が高いのでしょうか？そうではありません。本当に優れたレベルの高い人物の書いた書物とは、むしろ誰が読んでも分かりやすく理解しやすいモノです。何故なのでしょうか？理由は明確で論理的な思考力を高いレベルで保有しているからです。
◼︎国語力の向上が一生涯に渡って有効とは？
→ 受験を突破するためだけが、国語力の向上のために必要な訳ではありません。受験はもちろん、就職するなり起業や独立をするなりして社会人になったとしても、説明書などのマニュアル類や調べ物をする際には国語力、読解力は必ず必要になってきます。そして何より読書を好きになる、という自分の変革は一生涯に渡って人生を豊かにしてくれるのではないでしょうか。